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魅力
魅力 What is KANAZAWA city.

金沢の歴史・文化

金沢は、戦国時代に加賀一向一揆の拠点として金沢御堂(尾山御坊)が築造され、その周りに町がつくられたのが始まりとされます。その後、織田信長軍の佐久間盛政が御堂を攻め落としましたが、盛政は本格的な築城はせず、天正11年(1583年)に前田利家が入城します。以降、大規模な城づくりが行われ、加賀、能登、越中を合わせた加賀百万石の城下町として繁栄しました。明治4年(1871年)の廃藩置県後は、一時を除き、県庁所在地として行政、文化、経済の中心として発展を続けています。
幸いにも戦災を免れた金沢には、金沢城や大名庭園である兼六園、そして寺院群や茶屋街、用水網など、歴史的な建造物やまちなみが今なお残っています。また、加賀藩を治めた前田家の歴代藩主が工芸振興に力を入れた結果、加賀友禅、九谷焼、金沢漆器、金箔など、多彩な伝統工芸が今も受け継がれています。さらに、歴代藩主は能を手厚く保護するなど、文化奨励策にも熱心で、謡や囃子が武士や町人にも親しまれたことから、現在も能楽や邦楽、舞踊が盛んで、歴史文化都市としての個性を輝かせています。